チオグリセリン
ここでは『パーマ液の種類』で紹介した『チオグリセリン』について、もう少し詳しく説明したいと思います。
◎チオグリセリンとは?
近年、化粧品規制緩和で日本でも使えるようになった中性で働くパーマ剤です。
欧米では使われていたようですが…
医学部外品のパーマ剤には配合することは認められていません。
◎チオグリセリンのメリット
スピエラとほぼ同じ働きをすると思っていいでしょう。
ただ決定的に違うのが…
臭いです!笑
不思議な話ですが、臭くないんです。
これは嬉しい(*^∀^*)
チオグリセリンは、グリセリンとよく似ている構造をしています。
グリセリンといえば、化粧品でよく保湿剤として使われているものです。
髪の毛に負担をかけずに、グリセリンの保湿効果のおかげで手触りのいい柔らかいパーマがかかるのです!
あの強烈な刺激臭がないだけでもありがたいのに、他のパーマ剤よりも均一なカールがでやすいと美容師の間でもなかなか評判^^
そしてヘナをした髪の毛にもしっかりパーマがかかるそうです。
これは嬉しい…
嬉しすぎます(*^ω^*)
◎チオグリセリンのデメリット
…ないです。笑
というよりマイナーなパーマ液であまり情報がなく^^;
近いパーマ液であるスピエラと比較すると…
スピエラの方が浸透性とパーマのかかりの強さはあります。
そしてチオグリセリンはスピエラより時間がかかってしまうかも…ぐらいでしょうか。
粗を探して挙げたことなので、こんなのデメリットのうちに入らないと私は思うのですがね…